ワーホリアルLife

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人に進められてオーストラリアにワーホリ来たら…どうにかなってるって話。

カナーボン到着

私はパースから北に約1000㎞ある街

カナーボンに到着した。

パースからここまでは夜行バスで13時間かけてきた。

もちろん飛行機でも来ることはできるが

お金も高いし飛行機に乗るのは

めんどくさかったので夜行バスを利用した。

私はバスにはよく酔うほうだが

全く酔うことはなかった。

なぜならパースからカナーボンまで

ほとんど曲がり道がなければ

カーブも信号もないからだ。

 
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カナーボンに到着したのは街のメイン通り。

しかし何もない。

「すごいところに来てしまったな」

と思った。

 
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ヤシの木でリゾートの雰囲気出しているが

本当に何もない(笑)

 

私はシェアハウスのオーナーに

ピックアップしてもらい

シェアハウスに向かった。

しかしここで問題が起こった。

オーナーはたくさんのシェアハウスを持っているが

今はどこも空きがないと告げられ

別のシェアハウスのリビングに連れて行かれた。

2日後に部屋が空くため

それまでこのソファーで寝て欲しいと言われた。

部屋が空いていると言われてカナーボン来たのに...

こんなプライベートゼロの環境でレントを払うのか...

と思いながらも2日間なので我慢した。 

しかし2日後になってオーナーはこう言った。

「部屋は空いたが、

その部屋はシャワー付きの良い部屋なので

他の部屋より週20ドル高い。

普通の部屋は2週間後に空く。

だからあと2週間ここに住んだ方が良いと思う。」

...いやいや待って。

そんなの前からわかりきっていただろうに

なぜ今になって言うんだ?!!と思ったが

私はグッと我慢した。

なぜなら現時点でここに暮らすしかなかったし、

仕事してないのに無駄なレントも払えないし、

何よりオーナーに仕事を紹介してもらえる

可能性があったからだ。

 

そのシェアハウスには韓国人が3人と

イタリア人のカップルが暮らしていた。

そして違うシェアハウスから

肌がかなり黒くてヒゲの生えた

日本人が遊びに来ていた。 (以下黒ひげ)

黒ひげは私くらい英語が喋れてなかったが

片言の英語でガンガンみんなに話しかけていた。

私はオーストラリアに来てから

英語の自信を失っていた。

私はきっといつも自信のない英語で不安そうな顔で

店員さんに話しかけていた為

それが向こうに伝わっていたのか

簡単な単語さえ伝わらないことが多かった。

 

しかし黒ひげを見て私は

英語ができる、できないじゃなくて

話したい伝えたい

と言う気持ちが重要だと思った。

周りのみんなは黒ひげが言っていることが

片言だろうと文法がバラバラだろうと

嫌な顔せず汲み取って理解してくれてた。

それを見てやっぱり私は英語環境で

暮らさなければならないと改めて感じた。

 

 

このカナーボンでファームの仕事を探すには

車が必要になってくる。

街からファームのエリアまで10キロ以上あるので

自転車があればどうにか行けるかもしれないが

この炎天下の中では徒歩は不可能に近い。

自転車でも乗り慣れてる人じゃないと

厳しいだろう。

 

そこでシェアハウスにいた

1人の韓国人が私をファームまで車で

連れてってあげると言ってくれた。

(コメディアンのチョン・ヒョンドンに

雰囲気が似ている為、以外ヒョンオッパ)

ヒョンオッパはギリホリでオーストラリアに来て

約1年と8ヶ月。

ほぼカナーボン近郊で暮らしている

カナーボンのベテランだ。

彼がとても面白くて良い人だと言うことは

すぐにわかった。

そして私はヒョンオッパの車に揺れ

ファームのエリアに到着した。

しかし「No work」「No job」

という風にたくさんのファームの入り口に

「仕事ないよ~」

と大きな看板が置かれていた。

ヒョンオッパが言うには

「まだ野菜の収穫シーズンが始まっていない。

2週間~1ヶ月待てば仕事は見つかる。」

とのことだった。

そしてヒョンオッパはバナナならあるかも。

とバナナのパッキング工場に行ってくれた。

レジュメは受け取ってくれたものの

「今日だけでも5人レジュメを渡しに来たわ」

と言っていた。

他にもホテルやモーテルなど

ファーム関係なくヒョンオッパは

とりあえず色々と回ってくれた。

そしてテンション下がってる私に

その日に美味しい夜ご飯も作ってくれた。

 

いつ仕事が見つかるかわからないけど

なんかそのうち見つかる気がする。

どこから来るんだその自信は

って感じだけど...

私はそのうちすぐ見つかると思う(笑)

早く炎天下の中

ピッキングしたり草抜きしたい。

そしてこのリビングから早く移動したい(笑)