ワーホリアルLife

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人に進められてオーストラリアにワーホリ来たら…どうにかなってるって話。

海外からワーホリや留学生が奨学金返還期限猶予願を延長・再申請する方法

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今回はワーキングホリデーや留学で

一時的に海外に滞在している方の

奨学金返還期限猶予願の延長の方法を紹介します。

 

 

奨学金返還期限猶予願とは

奨学金返すのがちょっと今は難しいぞ!厳しいぞ!」

とゆう方が日本学生支援機構

「ちょっと奨学金の支払を

 一時的に止めさせてくれな〜い?」とお願いして

返還を一時的に止めさせてもらえる制度のこと。

 

奨学金返還期限猶予願申請方法は

こちらの記事へ↓ 

lina2.hatenablog.com

 

奨学金返還期限猶予願の延長とは

 

奨学金返還期限猶予願は

1度の申請で最長1年間(12ヶ月)の

猶予しかもらえないので、

猶予期間を12ヶ月以上に延ばしたい場合は

再度猶予願の申請が必要となる。

 

 ワーキングホリデーで海外に滞在している人なんて

転職せず同じ職場でずっと留まって

仕事をすることはない(できない)し、

日本に帰国しても一時的に無職になる人が多いはず。

また海外送金をするとしても送金手数料がかなり高い。

と、まぁ海外に一時的に滞在するのを理由に

猶予願を申請して日本を出てきたほとんどの人は

さらに延長を希望するだろう。

 

もちろん返済が可能な人は返済の再開をすべきだけど

まぁ…ある程度は稼いでいるけど

めんどくさい、貯めたお金で旅行に行きたい、

実際は厳しいという方のために...

 

奨学金まだ払えな~い」といった

すでに猶予願を申請している方のための

奨学金返還期限猶予願の延長(再申請)の方法を紹介する。

私はオーストラリアに

ワーキングホリデービザで滞在しているので、

違う国に滞在している方や留学生は

少し方法が変わってくるかと思う。

 

 

奨学金返還再開の通知が届く

奨学金返還の猶予をしてもらっている場合、

日本学生支援機構から返還再開予定月の約4ヶ月前に

登録されている住所へ返還再開の通知がくる。

 

例えば2018年1月から12ヶ月間の

奨学金返還期限猶予願を申請し承認された場合、

次回の返還の再開予定が2019年1月となるので、

2018年9月頃に日本学生支援機構から

登録した(日本の)住所に通知が来る。

 

次回返還期日(2019年1月)から

奨学金の返還を再開できるのか?

それとももう少し猶予が欲しいのか?

 猶予が欲しい場合は資料を記入して、必要書類を集め、

こちらまで送付してくれ。

 

とゆうような内容の通知だ。

届いた書類は本人が記入しなければならないので、

通知が来たら家族などに

自分が今住んでいる住所(海外)に

書類を送ってもらわなければならない。

…という話しを日本学生支援機構の担当者にされたのだが

家族の手元に届いたのは前に見たことこのある資料。

そう。送られてきた資料は前回猶予願を申請する時に

日本学生支援機構のホームページから印刷した

奨学金返還期限猶予願」

そのものだった(笑)

と言うことで、そうなれば簡単。

日本から資料を送ってもらわなくても

前回同様、日本学生支援機構のホームページから

印刷すれば問題ない。

 

 

 

奨学金返還願猶予願の延長方法の流れ

 

①自宅(日本)に日本学生支援機構から通知が届く

②海外で奨学金返還期限猶予願を印刷し記入する

③必要書類(ビザ、給料明細、パスポートコピー)を集める

 

ここで二手に分かれます。

A【印鑑持っていない人】

B【印鑑持っている人】

 

→A【印鑑持っていない人】

④自宅へ全ての書類を郵送する(海外→日本)

⑤印鑑が必要な欄があるので家族に印鑑を押してもらう

⑥家族に日本学生支援機構へ郵送してもらう(日本→日本)

 

→B【印鑑持っている人】

④印鑑が必要な欄に印鑑を押す

日本学生支援機構へ直接郵送する(海外→日本)


といった流れ。

 

 

 

必要書類

 

奨学金返還期限猶予願(本人直筆、印鑑)

②ビザのコピー(翻訳付き)

③パスポートのコピー2ヶ所

 (写真のページとスタンプが押してあるページ)

④給料明細のコピー(翻訳付き)←働いている場合

 

 

奨学金返還期限猶予願(本人直筆、印鑑)

 

 

先程紹介したように奨学金返還期限猶予願は

1回目の申請時に書いた資料と全く一緒。

なので前回同様に

日本学生支援機構のホームページから印刷する。

書き方忘れた方はこちらの記事を見てください↓

 

 

lina2.hatenablog.com

 

物価が高いオーストラリアで働いていると

「日本よりお金もらってんじゃん!」

ってなる可能性は、かなりある。

なので今は稼いでいたとしても

今後は厳しくなる!!!!( ゚д゚)

お先真っ暗!!!!(ToT)

ということを理由として

日本学生支援機構にお願いをしよう。

 

奨学金返還期限猶予願に記入しなければならない

事情と今後の返還の見通しの例文を紹介する。

 

事情【例文】

 

【例文1】

 現在ワーキングホリデービザでオーストラリアに

滞在しています。

〇月に仕事を辞めて2か月間無職でした。

 2週間前に新しい仕事を見つけることができましたが、

現在の収入は月15万円ほどで、

家賃に7万円でその他に食費や生活費を除くと

ほとんど手元に残りません。

そのような理由から現在は奨学金の返済が困難なため

猶予をお願いしたいです。

 

 

【例文2】

現在ワーキングホリデービザでオーストラリアに

滞在しています。

私はフリーアコモデーションという

家の家事手伝いをして家賃が無料となる制度を利用し

オーストラリア人の家で暮らしています。

そのため収入はゼロで、貯金を崩して生活している状況です。

そのような理由から現在は奨学金の返済が困難なため

猶予をお願いしたいです。

 

 

【例文3】

現在ワーキングホリデービザでオーストラリアに

滞在しています。

1ヶ月の収入が10万円ほどしかなく、

家賃で月々5万円の支出があり、

その残りを食費、生活費、携帯代にあてています。

また今の仕事が天候に左右され

出勤日数や勤務時間も決められていないので

収入が不安定な状況です。

そのような理由から現在は奨学金の返済が困難なため

猶予をお願いしたいです。

 

 

今後の返還見通し【例文】

 【例文1】

まだはっきりとした見通しは立たないですが、

安定した収入を得られるようになれば

すぐに奨学金の返還を再開いたします。

 

【例文2】

 現在はオーストラリアに滞在していますが、

○年○月には日本に帰国します。

帰国後はすぐに求職活動をする予定です。

その後仕事が見つかり、収入を得られるようになれば、

すぐに奨学金の返還を再開いたします。

 

 

こんな感じで、ポイントとしては

リアルな現在の収入や支出の数字を書いて

返還が難しい状況を詳しく説明する。

また今度返還を再開する意思があることを

しっかり伝える。

 

 

そして奨学金返還期限猶予願には

印鑑押す所があるので忘れずに!!!!

一時的に海外にに来ていて

印鑑持ってきている人なんて少ないと思うけど(笑)

もし持ってきている場合は

奨学金返還期限猶予願を記入して、

印鑑を押して、必要書類を揃えれば

そのまま日本学生支援機構に海外郵送するだけ。

 

印鑑を持ってきていない人は

奨学金返還期限猶予願を記入して、必要書類を揃えて、

一度自宅(日本)へ海外郵送し、

家族に印鑑だけ押してもらい、

家族に日本学生支援機構へ郵送してもらうことになる。

↑これはもちろん家族じゃなくても問題ない(笑)

 

 

 

②ビザのコピー(翻訳付き)

 今現在、自分が所持しているビザのコピーを

提出しなければならない。

こちらのビザのコピーというのが

現時点でのビザの種類や有効期限が記載されている資料

が必要になる。

なのでワーキングホリデービザの申請時に

受け取った書類では証明にならない。

 

そこで現在のビザ状況を証明できるものが

必要となるのだが

オーストラリアの場合こちらへアクセスして↓

Visa Entitlement Verification Online (VEVO)

 

 「Check your own visa details with VEVO

というところから

指示に従いパスポート番号などを記入すれば、

現時点での自分のビザ状況が確認することができる。

そしてPDFで保存することができるので、

それを印刷しよう!

 

ただこの資料を翻訳付きで提出しなければならない。

 

 

え?翻訳?

 

 

めんどくせぇ~

 

 

 

 

と思っているあなた。

 

大丈夫。

 

私が翻訳したので

みなさんはやる必要ないよー!笑

こうゆうのは、

私みたいな暇人がブログに載せて

忙しい人がブログを見て参考にする。

そうやって世の中成り立っているから←

 

 

私が翻訳したものがこちら↓ 

(画質が落ちてしまって見づらくて申し訳ない)
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実際には線より下に個人情報、

ナンバー、日付などが書かれている。

私はその右に直筆で赤ペンで翻訳を書いた。

真ん中あたりは「サイトの注意事項、説明」と略し、

馬鹿丸出しの翻訳でかなり適当だけど

私はこれで申請が承認されたので問題ないはずです!笑

 

 

 

 

③直近3ヶ月分の給料明細のコピー(翻訳付き)

 海外で働いている場合は、

直近3ヶ月分の収入が書いてある

給料明細(ペイスリップ)の提出が必要。

こちらも翻訳を付けなければならない。

これもビザのコピーと同じで

私は給料明細のコピーに赤ペンで直接記入した。

人によって給料明細の記載方法は違うと思うので

よく出そうな単語だけ書いておく。

 

Pay Slip Components 給料明細

Description 説明

Annual Salary 年俸

Rate 割合、歩合

Hourly Rate 時給

$20.00Per Hour 時給20ドル

Year To Date 当会計年度の始めから今日まで

(オーストラリアの年度始めは毎年7月1日)

Wages and Earnings 給料と所得

Amount 総計

Taxes 税金

Superannuation 年金制度

Gross Pay 給与総額

Bank Payment 銀行への支払い






 

私は金額の部分をドルから円に為替計算して書いておいた。

そして給料明細の下の余白に

 Yahoo外国為替レート
$1=87.754279円で計算(○月○日現在)

 と書いておいた。

 

 

④パスポートコピー

 パスポートのコピーは自分の写真のページと

最新のスタンプが押されたページの

2か所のコピーが必要。

ただオーストラリアの入国審査では

スマートゲートという自動入国審査機械が

導入されているため、入国スタンプが押されていない。

ここで日本学生支援機構の担当者が困惑して

手続きがスマートにいかないと嫌なので

私はパスポートコピーの横に直接メモを書いておいた。

 

その内容がこちら↓

 

ご担当者様へ

私がオーストラリアに入国する際に

「スマートゲート」と言う

パスポートを専用の機械に読み込ませて、

無人で入国手続きができる入国管理システムで

入国手続きをしたため、

入国スタンプがパスポートにありません。

〇年〇月〇日に日本(関西国際空港)を出国し

〇年〇月〇日にオーストラリア(ケアンズ空港)

に入国しています。

オーストラリアの入国スタンプはパスポートでは

確認できませんが、よろしくお願いいたします。

 

 

↑こんな感じで書いておきました。

 

 

 

 

まとめ

以上で!!!!!

奨学金返還期限猶予願の延長に必要な

書類は揃いましたぁぁぁぁぁ!!!!!

あとはこれを一式そろえて、

封筒に入れて送るだけ!!!!

 

 

ということで私申請しました。

 

 

そして無事に承認されましたぁあああ!

 

 

 

 

半年間。うん。

 

 

  

12ヶ月で申請しているのに

 

たった6ヶ月。

 

 

 

めっちゃ丁寧に資料書いて、

書類集めているのになんでだYO。

 

もう既に延長の申請を2回してんだけど、

どっちも半年しかもらえてない(笑)

でもそれには理由がある。

実は私が申請した時期がたまたま(2回とも)

仕事辞めたタイミングだったり、

働き始めのタイミングで、

給料明細が3ヶ月分揃えられなかったのだ。

ということで必要書類が揃ってないので

猶予はもらえたけど、

結果的に承認されたのが半年のみになったのだ。

 

承認通知とともに日本学生支援機構から

送られてきたものがこちら↓


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ということで12ヶ月の猶予がほしいが

給料明細を3ヶ月集められない場合は、

他の書類が必要らしい。

 

 

日本学生支援機構に電話をしたら

詳しく説明してくれるので、

不安な方は一度問い合わせをしてみてください。

 

この手続きは猶予を貰えるだけで、

返還が免除されるわけではありません!

返還の期間が後に延びるだけで

予定していたや元金や利子の額も変わりません!

借りたものはしっかり返しましょう!!