パース観光!カンガルーに会いに行こう!
パース市内にカンガルーに
会える場所があると聞いて私は行ってみた。
市内からバスで約10分。
バス停から5分ほど歩けば到着する。
市内から3〜4キロなので
徒歩で向かうことも不可能ではない。
そしてみんな大好き"無料"!!!
そんな素敵な場所がスワン川に浮かぶ
Heirisson Island(ヘリソン島)
と言うところだ。
ここは無人島で通称カンガルー島と言われている。
カンガルーだけが住む島!なんて素敵なんだ!
なんて私はわくわくしながらカンガルー島へ向かった。
しかし辺りは霧が濃く
島に到着する前から怪しい空気が流れていた。
橋を渡っていると微かにカンガルー島らしきものが前に見えてきた。
「あ、あれか?」
私は何か嫌な感じはしていたが、
そんなことは気づかないふりをして、
カンガルー島を目指して足を進めた。
橋の西側から来られた方
(市内からバスで来て
橋の手前でバスを下車した方。
市内から歩いて来られた方。)
橋を渡る前に右側の歩道を歩いて行って下さい。
そして橋を渡り島に上陸したら
すぐ右に曲がって入り口を目指します。
私はついに島に上陸し入り口を目指す。
右側に見えるスワン川の眺めは真っ白。
普通なら市内のビルが
川辺の向こうに綺麗に見えるらしい。
ビクビクしながら歩いていたら
霧の中から入り口が見えてきた。
ここがカンガルーの生息するエリアへの入り口だ。
もはや地獄への入り口なんじゃないかと、
これ以上進んでは行けないんじゃないか
なんて思った。
しかしここまで来たのだから進むしかない。
もぅ後戻りはできない。
私は必ず行かなければならないのだ!!!←誰
注意書きをしっかり読んで、私は中に入った。
道は長く続いていて、
先の見えない霧の中を足早に突き進んだ。
人気も無ければ
鳥の鳴き声すら聞こえない。
とても静かで奇妙な空間だった。
歩いても歩いてもカンガルーが全くいない。
このまま道沿いを歩いているだけでは
見つからないのか、
更に先に行ったところにいるのか、
わからなかったが
とりあえず怖いので道沿いを歩き続けた。
私のカンガルーのイメージは
大きくてムキムキ。
カンガルーはボクシングのイラストで
使われたりするので
私の想像しているカンガルーは大きくて強い。
(私のイメージ図)
うん。そうそう。こんな感じ。
もしこんなやつが出てきたら私は即死だ。
マッチョカンガルーが出てきたらどうしようと
川に飛び込むか、木に登るか、
シッポを踏んで動きを封じるか…
なんてマッチョカンガルーが
襲ってきたことのことを私は想像していたら…
いた。
はい。問題です。カンガルーはどこでしょー?
写真の中からカンガルーを
探しだせのコーナー!!!
正解はこちら〜(早い)
いや、めっちゃびっくりした。
カンガルーまでかなり距離あるのに
すげーびっくりした。
何故ならめっちゃビビってたから。
徐々に近づいてみる。
1ミリも動かない。
さらに近づく…
うわーーーー
かわいいいいいいいいいい!!!!
めっちゃ小さーい!!!
全然ムキムキじゃなーい!
しかも‥何?何?なんで動かないの?
どんだけカメラを近づけても無。
真横に座っても無。
手を近くに伸ばしても無。
なんだろうここのカンガルーは
もぅ人のことをなんとも思ってない。
「私動かないので
どうぞゆっくり写真撮ってくださいね〜」
みたいなスタイル。
ありがたいね。
結局私はカンガルー島で
5匹のカンガルーに出会うことができた。
全てのカンガルーがマッチョではなく
小さくてとても可愛いカンガルーだった。
パースのシティ近郊で
手軽にカンガルーに会いに行けるへリソン島。
ぜひ足を運んで見てください。
※通常は霧はありません。