ケアンズの富士山!ピラミッドマウンテンに登ってきた
ケアンズに住む日本人から
ケアンズの富士山と言われている
ウォルシュ・ピラミッド(Walshs Pyramid)
通称ピラミッドマウンテンに登りに行ってきた。
ピラミッドマウンテンに私と一緒に行ったのが
ケアンズに到着して間もない頃
家のインスペクションのときに出会った
1つ年下の日本人の女の子。
(髪の毛にメッシュが入っているので以下メッシュ)
まぁケアンズ来て4ヶ月くらい経つが
現時点で友達はメッシュのみだ(笑)
メッシュは日本に住んでいる時に
1度だけ軽めの山に登ったことあるらしいが、
私は登山をするのは人生で初めて。
ということでまぁ2人とも完全に登山初心者。
でもケアンズやることないし
登山するとゆう流れに←
ピラミッドマウンテン行き方
ピラミッドマウンテンは
ケアンズから車で約30分。
車を走らせていると前から
「絶対あれだろ」って山が見えてくる。
私たちが行った日は天気が悪く
行き道は山頂が確認できなかったので
全貌が見れず、高さがあまりわからなかった。
なのでもし山頂が尖っていたらどうしよう
と2人で怯えていた。
(↓2人の想像図)
ま、幸いにもそんなことはなかったので
よかった(笑)
見るからにほんとピラミッドのように
富士山のようにきれいな形をした山だった。
(※天気のいい別日に撮影したものです)
ウォルシュ・ピラミッド(Walshs Pyramid)
Googleマップに表示されているところが
駐車場と登山口になる。
ケアンズからハイウェイを南に30分ほど進み
橋を渡って右折すると細い道に入り
少し進んでいくと左側に駐車場が見えてくる。
私が行った時は日曜日とゆうこともあり
10台ほどしか止められない駐車場は満車。
なので駐車場入り口付近の道端に差し込んでおいた。
道の先は行き止まりだし
周りにはサトウキビ畑しかないので交通量はほぼゼロ。
他の人も道端に止めていたので問題ないと思う。
駐車場にも登山道にもトイレがないので
しっかりトイレを済ませて行こう。
登山開始
ここピラミッドマウンテンの標高は922m。
初心者の私たちは
この数字が高いか低いかわからなかったが
見た目はかなり高そうだった。
そして私たちは入山した!
木に張り付けられたオレンジの矢印を目印に
登山道を進んだ。
山道はしっかり道になっているところが多いけど
迷ってもおかしくないような
道も多々あったので遭難しないように
気を付けて欲しい。
日本のように傾斜が緩くなるよう
山道が迂回して作られているわけではなく、
馬鹿みたいに登山口から山頂に向けて
まっすぐ山道が作られていたので、
傾斜が本当に急だった。
手をつかないと登れないような箇所が
たくさんありびっくりした。
少し上っただけでどんどん標高が高くなっていく。
↑改めて見たけどやっぱやばい(笑)
「絶対に初心者が登る山じゃない」
「こんな軽装で来るようなところじゃない」
なんて話ながらも
すれ違うオージーはまるで水着のような格好の
人がたくさん(笑)
日本でこんな格好で登山していたら
“山をなめるな!!!”って絶対怒られるわ。
日本人の私からのアドバイスとして
服装はTシャツで問題ないが
長ズボンは履いて欲しい(笑)
普通に枝刺さるし岩場でこけたらケガするので。
私たちは初心者なのでペースがかなり遅いようで、
他の登山者にガンガン追い抜かれた。
みんなムキムキの健康オタクって感じだし
私と比べて足も倍くらい長いし←
まだか。つかれた。暑い。ばかり言いながら
登山開始から1時間半くらい進むと
景色の開けた場所にたどり着いた。
そこにはとても綺麗な景色が広がっていた。
ここまでの道のりで
既に疲れ切っていた私たちの疲れが
吹っ飛ぶことはなかったが、
この景色にはかなり感動した。
「綺麗だね~高いね~もう少しかな~」
なんて話ながらここで少し休憩して
また山頂にむけて足を進めだした。
だがそこからすぐ10mほど先で
私たちに衝撃の事実が知らされる。
歩き始めてすぐ私たちの
目に飛び込んで来たものとは・・・
なんと、
えええええええええええええええ( ゚Д゚)
・・・・
ええええええええええ( ゚Д゚)
嘘だろ。
嘘だと言ってくれ。
こんなにも、こんなにも、しんどいのに
ここはまだ2分の1ですか?
急な道をずっとず~っと歩いてきたのに、
ここはまだ標高461mですか?
マジか。
「ここは山の2分の1の地点よ~ハハハ~」
と60代くらいの夫婦にそそくさと追い抜かれながら、
現実を受け止められない2人は完全にフリーズ。
ただここで立ち止まってはいられない。
私たちは進まなければならない。
ここよりあと2倍高い山頂の景色
見てやろうじゃないかぁぁぁ!!!
と折れそうな心を2人で支えあい
再び山頂を目指した。
ここから「もうそこ山頂じゃね?」みたいな
景色が何度も訪れるけど騙されないでください。
ここ中間地点からも変わらず傾斜が急で長い道が続く。
この日は人生で1番
「まだ?」って言葉を発したと思う(笑)
山頂到着
そして私たちはついにその時を向かえた。
「ん?山頂じゃね?」
「周りにここより高いとこないよな?」
「たぶん山頂やーーーーー!!いぇーい!」
って感じの山頂に到着!!!笑
山頂922mみたいなポールとか立てろよ←
しかも半分から見た景色とそう大きく変わらないw
ケアンズのシティーまで見えるし~
高い。うん。確かに高いんだけど、
ただそんなに変わらないwwwww
奥に進むとまた違った景色を見ることができた。
ちょっと天気悪め。
足滑らせたら即死だろなって感じの足場だった。
他の登山者たちはパチパチっと写真撮って
座ることもなく帰路へ(笑)
↑理解できない。これがオージースタイルか。
私たちは持参のお弁当を食べてガッツリ昼寝。
そして日が暮れるとダメなので
重い腰を上げて帰路へ。
下りは汗をかくほど暑くはないし、
登りほどしんどくはない。
ただ急斜面を降りていくので
足が滑らないように踏ん張るし
全身の変な筋肉を使うし
足はもうガクガクだった。
帰りもボチボチ休憩を取りながら
ゆっくりと降りていった。
途中で2人の男性が走り抜けながら降りていった。
なんでこんな道を走れるのか謎すぎた。
そういえばこのピラミッドマウンテンでは
毎年賞金をかけた大会があるらしい。
登って降りてくるスピードを競うのだが、
なんと優勝者は約1時間半で
登って降りてくるらしい。本当考えられない。
そんな山を私たちは朝10時に出発し
夕方の4時に帰ってきたので
約6時間かけて登って降りてきた←
参考として休憩を計5回(各15分ほど)挟み、
山頂では1時間ゆっくりしたので
まぁ超初心者がこの山を登るなら
これくらいの時間は見ておいたほうがいいだろう。
あと私たちが行ったときは天気が悪くて
太陽が出ている時間が少なかったし、
登ったのも6月だったのでまだ楽だったと思う。
と言っても汗だくで1リットルの水も
降りてきたときなくなってたし、
重いけどたっぷり水を持って挑んでほしい。
もし夏の天気の良い日に登るなら
もっともっと大変だと思うから、
早朝から登り始めた方が良いと思う。
富士山登った感想←違
と言うことでピラミッドマウンテンの登山は
本当にきつかった(笑)
今となればいい思い出だが、
登山の翌日は介護が必要なレベルの筋肉痛で
2段の階段を降りるだけでも一苦労だった。
小松は元々運動神経には自信がある方で、
メッシュも学生の頃からつい最近まで
運動をしていた人なので
そこらへんの女子より体力はあるはずなんだが…
あそこは初心者が登る山じゃないかもしれない(笑)
体力に自信のない人はやめておいた方がいい←
小松にとって人生初の登山だったけど・・・
残りの人生で登るのは
富士山だけでいいや(笑)