ワーホリアルLife

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人に進められてオーストラリアにワーホリ来たら…どうにかなってるって話。

ケアンズの富士山!ピラミッドマウンテンに登ってきた

ケアンズに住む日本人から

ケアンズの富士山と言われている

ウォルシュ・ピラミッド(Walshs Pyramid)

通称ピラミッドマウンテンに登りに行ってきた。

 

ピラミッドマウンテンに私と一緒に行ったのが

ケアンズに到着して間もない頃

家のインスペクションのときに出会った

1つ年下の日本人の女の子。

(髪の毛にメッシュが入っているので以下メッシュ)

まぁケアンズ来て4ヶ月くらい経つが

現時点で友達はメッシュのみだ(笑)

 

メッシュは日本に住んでいる時に

1度だけ軽めの山に登ったことあるらしいが、

私は登山をするのは人生で初めて。

ということでまぁ2人とも完全に登山初心者。

でもケアンズやることないし

登山するとゆう流れに← 

 

 ピラミッドマウンテン行き方

ピラミッドマウンテンは

ケアンズから車で約30分。

車を走らせていると前から

「絶対あれだろ」って山が見えてくる。

 

私たちが行った日は天気が悪く

行き道は山頂が確認できなかったので

全貌が見れず、高さがあまりわからなかった。

なのでもし山頂が尖っていたらどうしよう

と2人で怯えていた。

 

(↓2人の想像図)

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ま、幸いにもそんなことはなかったので

よかった(笑)

見るからにほんとピラミッドのように

富士山のようにきれいな形をした山だった。

(※天気のいい別日に撮影したものです)f:id:lina2:20180821215814j:plain

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 ウォルシュ・ピラミッド(Walshs Pyramid)

Googleマップに表示されているところが

駐車場と登山口になる。

ケアンズからハイウェイを南に30分ほど進み

橋を渡って右折すると細い道に入り

少し進んでいくと左側に駐車場が見えてくる。

私が行った時は日曜日とゆうこともあり

10台ほどしか止められない駐車場は満車。

なので駐車場入り口付近の道端に差し込んでおいた。

道の先は行き止まりだし

周りにはサトウキビ畑しかないので交通量はほぼゼロ。

他の人も道端に止めていたので問題ないと思う。

駐車場にも登山道にもトイレがないので

しっかりトイレを済ませて行こう。

 

登山開始 

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ここピラミッドマウンテンの標高は922m。

初心者の私たちは

この数字が高いか低いかわからなかったが

見た目はかなり高そうだった。

 

そして私たちは入山した!

木に張り付けられたオレンジの矢印を目印に

登山道を進んだ。

山道はしっかり道になっているところが多いけど

迷ってもおかしくないような

道も多々あったので遭難しないように

気を付けて欲しい。

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日本のように傾斜が緩くなるよう

山道が迂回して作られているわけではなく、

馬鹿みたいに登山口から山頂に向けて

まっすぐ山道が作られていたので、

傾斜が本当に急だった。

手をつかないと登れないような箇所が

たくさんありびっくりした。

少し上っただけでどんどん標高が高くなっていく。

 

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↑改めて見たけどやっぱやばい(笑)

「絶対に初心者が登る山じゃない」

「こんな軽装で来るようなところじゃない」

なんて話ながらも

すれ違うオージーはまるで水着のような格好の

人がたくさん(笑)

日本でこんな格好で登山していたら

 “山をなめるな!!!”って絶対怒られるわ。

 

日本人の私からのアドバイスとして

服装はTシャツで問題ないが

長ズボンは履いて欲しい(笑)

普通に枝刺さるし岩場でこけたらケガするので。

 

 

私たちは初心者なのでペースがかなり遅いようで、

他の登山者にガンガン追い抜かれた。

みんなムキムキの健康オタクって感じだし

私と比べて足も倍くらい長いし←

 

 

まだか。つかれた。暑い。ばかり言いながら

登山開始から1時間半くらい進むと

景色の開けた場所にたどり着いた。

そこにはとても綺麗な景色が広がっていた。

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ここまでの道のりで

既に疲れ切っていた私たちの疲れが

吹っ飛ぶことはなかったが、

この景色にはかなり感動した。

「綺麗だね~高いね~もう少しかな~」

なんて話ながらここで少し休憩して

また山頂にむけて足を進めだした。

だがそこからすぐ10mほど先で

私たちに衝撃の事実が知らされる。

 

歩き始めてすぐ私たちの

目に飛び込んで来たものとは・・・

 

 

 

 

なんと、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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えええええええええええええええ( ゚Д゚)

 

・・・・

 

 

 

ええええええええええ( ゚Д゚)

 

 

嘘だろ。

 

 

嘘だと言ってくれ。

 

 

 

こんなにも、こんなにも、しんどいのに

ここはまだ2分の1ですか?

急な道をずっとず~っと歩いてきたのに、

ここはまだ標高461mですか?

 

マジか。

 

 

「ここは山の2分の1の地点よ~ハハハ~」

と60代くらいの夫婦にそそくさと追い抜かれながら、

現実を受け止められない2人は完全にフリーズ。

 

 

ただここで立ち止まってはいられない。

私たちは進まなければならない。

ここよりあと2倍高い山頂の景色

見てやろうじゃないかぁぁぁ!!!

と折れそうな心を2人で支えあい

再び山頂を目指した。

 

 

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ここから「もうそこ山頂じゃね?」みたいな

景色が何度も訪れるけど騙されないでください。

ここ中間地点からも変わらず傾斜が急で長い道が続く。

 

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この日は人生で1番

「まだ?」って言葉を発したと思う(笑)

 

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 山頂到着

そして私たちはついにその時を向かえた。

 

「ん?山頂じゃね?」

「周りにここより高いとこないよな?」

「たぶん山頂やーーーーー!!いぇーい!」

 

って感じの山頂に到着!!!笑

山頂922mみたいなポールとか立てろよ←

 

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しかも半分から見た景色とそう大きく変わらないw

ケアンズのシティーまで見えるし~

高い。うん。確かに高いんだけど、

ただそんなに変わらないwwwww

 

 

奥に進むとまた違った景色を見ることができた。

ちょっと天気悪め。

足滑らせたら即死だろなって感じの足場だった。

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他の登山者たちはパチパチっと写真撮って

座ることもなく帰路へ(笑)

↑理解できない。これがオージースタイルか。

 

私たちは持参のお弁当を食べてガッツリ昼寝。

そして日が暮れるとダメなので

重い腰を上げて帰路へ。

 

 

下りは汗をかくほど暑くはないし、

登りほどしんどくはない。

ただ急斜面を降りていくので

足が滑らないように踏ん張るし

全身の変な筋肉を使うし

足はもうガクガクだった。

帰りもボチボチ休憩を取りながら

ゆっくりと降りていった。

 

途中で2人の男性が走り抜けながら降りていった。

なんでこんな道を走れるのか謎すぎた。

 

そういえばこのピラミッドマウンテンでは

毎年賞金をかけた大会があるらしい。

登って降りてくるスピードを競うのだが、

なんと優勝者は約1時間半で

登って降りてくるらしい。本当考えられない。

 

そんな山を私たちは朝10時に出発し

夕方の4時に帰ってきたので

約6時間かけて登って降りてきた←

参考として休憩を計5回(各15分ほど)挟み、

山頂では1時間ゆっくりしたので

まぁ超初心者がこの山を登るなら

これくらいの時間は見ておいたほうがいいだろう。

 

あと私たちが行ったときは天気が悪くて

太陽が出ている時間が少なかったし、

登ったのも6月だったのでまだ楽だったと思う。

と言っても汗だくで1リットルの水も

降りてきたときなくなってたし、

重いけどたっぷり水を持って挑んでほしい。

もし夏の天気の良い日に登るなら

もっともっと大変だと思うから、

早朝から登り始めた方が良いと思う。

 

 

 

 富士山登った感想←違

 

と言うことでピラミッドマウンテンの登山は

本当にきつかった(笑)

今となればいい思い出だが、

登山の翌日は介護が必要なレベルの筋肉痛で

2段の階段を降りるだけでも一苦労だった。

 

小松は元々運動神経には自信がある方で、

メッシュも学生の頃からつい最近まで

運動をしていた人なので

そこらへんの女子より体力はあるはずなんだが…

あそこは初心者が登る山じゃないかもしれない(笑)

体力に自信のない人はやめておいた方がいい←

 

 

小松にとって人生初の登山だったけど・・・

 

 

残りの人生で登るのは

富士山だけでいいや(笑)