新しい住人がやってきた。

ある日、私のファームに日本人の夫婦が

仕事を探しにやってきた。

しかしうちのファームは

私ひとりで人手は足りている。

なのでボスはいつも仕事を探しに来た人を

さっさと追い返すが、

ボスは何やら彼らと話しをしている。

彼らはパースからグルっとラウンドしてきて

そろそろ仕事を始めようかと

カナーボンに辿り着いたらしい。

その為、彼らはカナーボンに

家すらなかったのだ。

そこでボスはウチに住んでもいいよと

彼らに話していたのだ。


カナーボンにはベトナム人オーナーで

ヒドい歩合制のファームがたくさんある。

そこで彼らは庭にテラスがある家は

オージーだという謎の基準を作り、

テラスがあるかないかで判断して

レジュメを配っていたらしい(笑)

その日はもう外は薄暗く、

彼らが帰ろうとしていたとき、

うちのバーベキューの火が見えて

「庭でバーベキューするなんてオージーでしょ」

と言うことで家に入ってきたらしい。

うちにはテラスがあり、そこに立派な釜がある。

そこでボスがたまにバーベキューを

してくれるのだ。

もし私達が今日バーベキューをしてなかったら、

この家を通り過ぎていたと彼らは言った。

そしてその日はそのまま彼らも招いて

バーベキューをした。

そして翌日にたまたまビーンズのプランティングの

作業があったので、

彼らと共に仕事をすることになった。

そして仕事を終えたその夜には彼らがうちに

引っ越してくることが決まった。

偶然というのはすごいもので、

もしバーベキューをしてなかったら

彼らが家に入って来ることはなかっただろうし、

翌日にプランティングの仕事がなければ

ボスも彼らを引き止めることがなかっただろう。

 

そんなことで彼らはうちに

住むことになったのだが、

ボスが用意した家はなんと野外(笑)

うちにはキャラバンがあるのだが

まだ準備が整っていないので

そのキャラバンの準備が整うまで、

誰かが住んでいた跡地(大きなマンゴーの木下)に

住む話しになっていた。


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この写真は綺麗に掃除された後だが、

掃除する前は葉っぱだらけで

ただのゴミ置き場のようだった。

私は本当にここに住むのかと聞いたら、

彼らはラウンド中はテントで泊まっていたし、

カナーボンに着いてからも

キャラバンパークでテント暮らしをしているから

問題ないと言った。

むしろこっちのがレント安いうえ、

冷蔵庫や電気も自由に使えるから

良いと喜んでいたのだ。

人の庭に住んでレントを払うなんて

私には考えられなかったが、

彼らにとっては好条件だったらしい。

そしてうちに住人が2人増えて、

毎日暇してた私にとっては

楽しい暮らしが始まった。


彼らから私はペニーボードを頂いたので、

これから彼らをペニー夫妻と呼ばせてもらおう。

ペニ男さんとペニ子さん←

ほんとに2人とも真面目で純粋で良い人。

私はここ1年くらい結婚願望が薄れていたのだが、

ペニー夫妻に出会ってたった3日くらいで、

私は誰かと結婚したくなってきた(笑)

それくらい仲が良くて、

バランスの取れた理想的な夫婦。

ペニー夫妻とはこれから

ズッキーニの収穫まで

3〜4ヶ月と長い付き合いになるだろう。

うちに来てくれたのが彼らでよかったと

私は日々思っている。

 

私はオーストラリアに来てからずっと

人に恵まれていると思う。

この人の為ならしてあげたいとか

この人の為なら頑張れるとか。

サボってばかりの仕事しない上司の為に

働こうと思わない的なね←

やっぱり人間やから

自分に良くしてくれる人に対して

自分からも良くしようと思うから。

仕事でもプライベートでも

そうゆう関係ってお互いにとって

とてもよい関係だと思う。

これからワーキングホリデーが終わるまで、

まだまだたくさんの人と私は出会うと思うけど、

いつか何処かでまた会いたい、会いに行きたい

って思えるような人たちに

たくさん出会いたい。